月別アーカイブ: 8月 2013

作品名は「存在」

曲げ木の技法で檜材を加工し作品に仕立てた

通常の曲げ木とは違い、これは形状が固定されない。
木材が可塑化されるのである
曲げ加工したあとに、撚り具合や曲げ角度が自由に
手撚りによって変えられるのだ
(薬品は一切使用しないところがミソ)

サイズ 縦横 1m
高さ 2m

檜材  長さ 2m (断面のサイズ 30ミリ* 5ミリ)

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作ってからかなりの年月を経ているが
今現在でも檜の香りが漂う

木に「人生」というのはおかしいが
あえて言う・・・
木の人生は二度あるのだ

檜は1300年 杉は500年と
昭和の匠 西岡棟梁はおっしゃっていた
これは材料となってからの年数のことである

木は材になる以前、山で生きていた・・・

その年数はやはり数百年〜数千年
その後、社寺、民家の材としてほぼ同年数を
生きるのである
まるで地球の主だ

そのことを理解し、木材には接したいし
敬いつつ取り扱いたいと思っている

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カテゴリー: 木工の作品

痛いと感じるってどういうこと?

先にアップしました「腰痛ベルトが入らなくなった瞬間」のその後・・・

ほぼ三週間ぶり、橋石さんが施術を受けに来られた

経過は良好というご本人
腰痛ベルトは既に着用はしていないとのこと

今回、施術始めて30分・・・・
「痛い!」と橋石さんが始めて言ったのだ
痛いと言ったことのない彼であったが始めて言った

こちらがこんなにしたら痛いのでは?と気遣うほどの
施術を彼は望んでいたのだが、今回、始めて「痛い」と言った

今まで麻痺していた神経が
漸く人並みに戻ってくれたのだと思った。

滞りがひどい場合には神経が痛いと感じる
ことすら鈍るものなのだ

橋石さんに痛いと言われて、私は正直「やった!」と
心の中で歓声をあげたのだった

橋石さん・・・・本来のあなたの体を取り戻す
兆しがみえて来ましたよ。

(尚、この施術に関する記載はご本人の承諾を得ております。
無断でのアップではありません。
閲覧の方、誤解ないようお願いします)

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点圧器を作ったぞ(^o^)

今年始めた吉岡の新田では漏水がひどいと
ご案内の通りのことであります

でもみんなの協力で水を絶やさずに
保つことで、稲は何とか無事分蘖も終えて
穂を作り出している様子で、穂だけに「ホ」っとしています。

漏水対策を冬の間にやってしまわないといけない
これ必須!

今日は仕事の合間、漏水防止であぜ道強化の点圧器を
拵えました。
現場仕事で端材となった柱材などを使って
作ったもので、自慢できる立派なものではありんせん
いわゆる土方仕事につかう土堅めなのです
関西方面では「よいとまけ」なんて呼んでいるみたい

明日は塾開催で蕎麦の種下ろしだけれども
これは塾生のみなさんにお任せして
私は田んぼでこの点圧器であぜ直しの試験を
やろうと算段しています。

来年の稲作準備・・・今からしないと間に合いませんからね

気の早い話しです。
まだ今年のお米にもお目にかかっていないというのにね
こういう性分なんですなぁ〜 わたしは・・・。

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カテゴリー: ちょっと一言

ユニバーサル農業フェスタ

タイトルからは何のことやら分からない????

農業と消費生活者をつなげるイベントなのだそうだ
農産物を作る人がいて、買って食べる人がいるのだから
もうすでにつながっているようなものなのだが
何だかそれとは少し違うらしいのだ

千葉では2年前から開催しているとのことで、
ことしは県規模で開催する。

四街道市でも名乗りを上げたんだね

今朝、わたしにも「ブースを」とお誘いがあった!
10月26日に開催なんだそうだ

「木工のワークショップ」なるものを依頼されましてね

農業フェスタで「木工」?と思ったけれど

よく考えたら・・・・・
そもそも日本という国では、生活と木は密接なのである
生まれて産湯は木のたらいに浸かり
食べることでも、木の箸、木のお膳、木のまな板などなど
死んでまた木の棺のお世話になったり・・・

木だけに「き」っても切り離せない・・・なんちゃって(^o^)!

農的な生活・・・・いわゆる百姓とは
百の仕事をする民のことを指すそうだ
言い換えれば、万(よろず)仕事人ってところだろうか?
そう考えると自然農での参加はベタすぎるから
木工での参加は数段魅力を感じるなぁ〜(^_^)v

農業フェスタ・・・親しみやすい軽い響き
個人的にはカタカナを使わないタイトルが好みかなぁ〜

参加にあたっては少し意味を掘り下げてみたい。

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カテゴリー: ちょっと一言

一本の木から生まれた三台の掛け時計

自然農の塾生の増本くんと香織ちゃんが
7月中旬にめでたく結婚式を挙げた。

美男美女。
お似合いのカップルなのだ(*^_^*))

「結婚の記念品を作って欲しい」
そんな話しがお二人から私にあったといううれしいお話し。

その記念品というのは掛け時計の製作

それぞれの両家にひとつずつ、そして増本くん香織ちゃんの
家にひとつ・・・計三つの掛け時計
三台の掛け時計が実は一本の木から出来ている
そういう物を作って欲しい・・・・

私としては木工魂が俄然盛り上がるその注文に
間髪入れず「その話し乗った!」

樹種の提案をして・・・・
デザインの提案もして・・・・

決まったものは木の色が経年変化するドゥシエという木

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長さ2m
幅 1m
厚み 6センチ

板の上にある小さな白い物体は、スケール(巻き尺)
大きな木であることは比較で分かる
使うのは、黒い線から左の面で約40センチ幅部

ドゥシエというのはアフリカ・カメルーンの樹である
写真を見てわかるとおり、雄大で豊かな原板だ
2m * 1m・・・厚み6センチ
しかも樹の芯からはかなりはずれている
立派な樹から板に製材されていることが分かる
一体、樹齢はどれくらいであろうか?
良くわからないが数百年は経っているのであろう

この材で作る時計は30センチ角、しかも厚みは1.5センチ
大きな原板を切ってしまって良いのか?と
どうしよう?かと悩むところである

いやいや
この掛け時計・・・結婚の記念の品である・・・

思い切って鋸を入れることを決心!
瞬間、悩みは吹っ飛び、製作に没頭である

一本の木から作った掛け時計

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自然塗料でしっとりと仕上げて

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(どの写真もクリックすると拡大されるよ)

増本くん、香織ちゃん・・・打合せから製作まで、楽しかった
お声掛けありがとうね!

末永くお幸せに(^o^)

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カテゴリー: 木工の作品

パン屋さん「こっぺ」開店しました

8月20日にコミ店「こっぺ」がオープンしました。
基本はパンや惣菜を製造、販売するお店。
商店街ではなく、住宅地の中に出店です。
その分、目立っています。

借家なので本体をできる限り変えないという条件付きでの
お店の設計でした

設計のコンセプトは「昭和レトロ」

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三十年来、仕事のパートナーで
良き友人の大工さんと一緒に暑い中
デッキ作ったり、屋根、塀を作ったり・・・
で楽しい仕事でした。
でも暑かったぁ〜〜〜(^_^;)

大のれんは着物でお世話になっている紺屋の職人さんに
お願いし、染め抜いて頂きました。
良くできています。

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猫の絵はこっぺさんのスタッフさんが描いてくれて
それを自然農塾のスタッフ小池さんがPCで
データ化修正してくれまして
みなさんのお力で素敵な大のれんができあがりました。

楽しいお仕事でした。
こっぺのオーナーさんに感謝、感謝(*^_^*)

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五年後の田んぼの姿に思いをはせて

お盆を過ぎると自然農のたんぼの稲は
今まで平たかった茎がぷっくりと丸みを帯びてくる。
茎中で稲穂が作られ始めるからなのだ。
芒種のころ、か弱い姿だったあの一本、一本の稲が育ち
五本、十本と分けつ繰り返し、やがて多いものは三十〜四十本と増えて行く
そして、たった一粒のお米が二千〜四千粒へと増えて行く
冬になれば田の神様は私たち家族が一年必要とするだけの姿となって
我が家に戻ってきてくれるのだ

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耕さなければ・・・・
草や虫を敵にしなければ・・・・
肥料、農薬を用いることをしなければ・・・・
確実に家族の命を支えるだけの糧をこの手にできる

これが自然農なのである

だけれども四十数年放置された田んぼでは
なかなか水が溜まらず、畦も崩れやすく
秋を迎えようというこの時期だけれども
未だ田んぼと格闘中の毎日なのであり
とても理想の糧は期待できないというのが今年の現状である

今年、理想の稔りは期待できないのであるけれども
今年の田んぼで得た試行錯誤しているこの経験は
自分にとって、これ以上ないと言っていい宝物のような気がする

そしてもう一つ・・・・

塾生さんにも都度伝えていることだけれども
今、稲を栽培しつつ・・・・
実は「今、田んぼをも育てている」のである

耕さないことで年々、年々の積み重なりが
やがて豊穣の舞台となるのである
ここが大きな、大きな本筋なのだ
これを忘れないように・・・・
見失わないように・・・・
道に外れないように保つことができるか?否か?
これまた大きな、大きな道の別れ目なのであろう

五年後の田んぼの姿が楽しみな今なのである

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