8月の下旬になって東日本は低気圧の通り道になっているそうだ。
とにかく洗濯物が出来ないし、しても乾かない。
生活の中ではそういうことだが、
慣行農業の田んぼでは稲刈りシーズンを向かえている。
一昨日の台風で田の稲もかなり倒れていて、機械による稲刈り作業も大変そう。
昨年も確か今ぐらいの時期に雨・雨・雨。
広島では土砂崩れで大被害があった。
関東では鹿沼市で堤が決壊、鬼怒川温泉では温泉ホテルが川に落ちそうなほど
傾いての被害。
茨城常総市では同じく堤の決壊。
大変な自然災害に見舞われて
そのまた同じ時期に、昨年同様の低気圧軍団が押し寄せる様をみて
宇宙空間的に今はもうこれがスタンダードな気候なのではと思わされる程である。
一方、この台風においても自然農の田んぼでは稲は倒れることなく、
凛として立ち続けている。
「出穂前だから」という方もいるが、これが意外や意外!
晩秋、初冬に嵐が来ても同じ状況なのだ。
自然農の稲は根を九方にしっかりと張り、茎は太く
多少のことではへこたれないガッシリとした稲なのだ。